★『バッテリーについて調べてみた。』【電流・電圧・○○C】ってなんぞや?
読者の皆様、こんにちは!(‘◇’)ゞ
つい先日の話しですが、いつもの公園にラジコンを走らせに行った時に、前々から調子の悪かったバッテリーがいよいよお亡くなりになってしまいました・・・(´;ω;`)
下の写真の3種類を2本ずつ計6本持っているのですが、そのうちの3本がダメになってしまいました・・・。
Li-Feバッテリーの方は、一番下の青い方が2本とも充電してもまともに走りません。
まあ、3年間酷使し続けたので大往生という感じではあります。
8.4Vの方は去年、現地のホビーショップでBANDITと一緒に購入しましたが、1年半しか持ちませんでした・・・。
(ちなみに純正8.4Vバッテリーは、まだまだ元気であります。)
年末に日本に帰った時に、新しいバッテリーを追加購入するつもりではいますが・・・。
(現地で購入しようとしましたが、Li-Feバッテリーの需要が無いらしく手に入りませんでした・・・。)
ちなみに自分が使っているLi-Feバッテリーはこちらからも購入できます。👇
で、良い機会なので今回は、バッテリーに書いてある表記について、少し調べてみることにしました。
バッテリーの『電流・電圧・抵抗』などの働きを模式図に書いてみました。
(既に知っている方はスルーして下さいね。)
上の図からラジコンのバッテリーでポイントになる部分としては、以下の3つではないかと勝手に定義しました。
①【ピストンを押す力を大きくすると、水の出る勢いと量が増える = 電圧を上げるとパワーが出る】
②【筒の大きさを大きくすると、長い時間水を出せる = バッテリー容量を増やすと走行時間が増える】
③【穴の大きさが大きいと多く水を流せる = バッテリーの内部抵抗や配線の抵抗が少ないと電流が増えてパワーが出る】
そして図で書いてある通りだと、7.2V/5000mAhのバッテリーから5Aの電流を流すと1時間持つ・・・と言うことになりますね。
ちなみに、8.4V/5000mAhのバッテリーでの走行時間がだいたい10分程なので、おおよそ30A位流れていると言うことになりますかね。
でも自分のLi-Feバッテリーの方をよく見てみると、もう一つ数字が書いてありますね・・・。
『45C+α』とか『40C+α』とか書いてありますね。
Ni-Mhバッテリーには書いてありませんね。
(理由は分かりません・・・。)
調べてみたところ、Cレート(放電能力・充電能力)を示す値の様であります。
更に詳しく調べると『1C=1時間で空(もしくは充電)にされる時の電流値』とありました。
先の図に当てはめると、図のバッテリーは5000mAhから5A流れている状態ですから1Cと言うことになりますね。
では仮に45Cだったらどうでしょうか?
5000mAhで45Cとしたら・・・45倍の電流が流せる計算になりますね!
225Aも流せることになりますが、その代わりに45倍の速さで空に出来るので1分20秒弱で空になるわけです・・・(笑)
実際にはそこまで使い切ることはない(バッテリーがダメージを受ける)ので、そんな大電流を流すことは無いとは思いますが・・・(笑)
ちなみにバッテリーに表記されているのは放電能力なので、充電は基本的に1C(5000mAhだったら5A)で充電するのが良いとされています。
考えてみれば、確かにESCのスペック表示とかにも『出力:連続60A/最大380A』とか書かれているのを見ると、それぐらいは流れるのだな・・・と納得してしまいました。
でも、これはあくまでバッテリーの放電能力なので、バッテリーだけをCレートの高い物にしてもパワーは上がらない様に感じますね。
先にも述べたように、単純にパワーを上げたいのであれば『電圧を上げる』のが有効な手段といえます。
Cレートを上げるのに有効な条件としては、『ハイギヤードで最高速を稼ぎたい時』や、『高出力モーターに換えたら電力不足で息付きする』などのバッテリーに対しての負荷が高い状態の時はCレートの高いバッテリーにすると良いように思われます。
と言うことで、今回は『バッテリーの基礎電気講座』でした。
自分なりに調べて勉強になったので、これを参考に新しいバッテリーを検討してみたいと思います。
では、また次回をお楽しみに~ (=゚ω゚)ノ
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