【ラジコン小技集】これは使える!? 創意工夫で『超絶ビンボーチューン』を極めろ!!
読者の皆さん、こんにちは (‘◇’)ゞ
さて、今回のお題は
【これは使える!?創意工夫で『超絶ビンボーチューンを極めろ!』】であります。
超絶ビンボーチューン・・・正直言ってお題の通り、内容は大したこと無いです(笑)
ある意味、自分の原点でもある『無い物は作れ』を地で行くような内容であります。
さて・・・ラジコンをいろいろと弄るにあたって、日本ならばいろいろとパーツや材料が簡単に手に入るのですが、やはり海外ではなかなか思う様に手に入らなったりします。
そんなわけで、今ある材料で ”最大限効果” を発揮する様な、創意工夫が必要であります。
今回は、そんなちょっとしたノウハウをお伝え出来たらと思います。
先ず一つ目は、BANDITの曲がってしまったキングピンを復活される裏技?を紹介します。
はい・・・見事に曲がっていますね・・・(笑)
少し前に妻が日本に一時帰国した時に、代替えの部品を持って来てもらったのですが・・・実はこのピンのサイズ(直径)が2.5mmと後から発覚したのであります・・・(;’∀’)💦
当然、日本から持って来てもらった物は全て3.0mmであります・・・。
せっかく持って来てもらったのに・・・。
さて、困りました・・・。
そこで考えたのが、新しいピンが手に入るまで曲がったピンを『復活&再利用』しよう!ということでした
とは言っても、曲がったピンをただ真っすぐにしても、また直ぐに曲がってしまうのは目に見えていますよね。
と言うことで、プラスαの『焼き入れ強化』をしました!
やり方は至って簡単であります。
あらかじめ曲がりを直したピンを、ガスコンロで真っ赤になるまで熱します。
それを水で急冷【焼き入れ】します。
その後もう一度ガスコンロで ”赤くなる直前” まで炙れば【焼き戻し】完了であります。
焼き戻しの部分は、多少 ”カン” に頼る部分があるので難しいのですが、これをしないと衝撃を受けた時に ”粉々” に砕けてしまうので重要な部分でもあります。
今のところは問題なく、走らせることが出来ているので上手くいったみたいですね~ (^^♪
その後、無事にスペアパーツも手に入ったので、いつ壊れても大丈夫であります (笑)
お次は『配線保護インシュロック』であります。
こんな感じで、余った配線のシリコン被覆をインシュロックに通して使います。
インシュロックに通すチューブは柔らかい素材なら、ビニールチューブ等でも問題ないです。
何故こんなことをするかと言うとですね・・・。
以前やっていた仕事柄、配線には神経を使っていたからであります。
特にインシュロックに関しては、配線用に ”特殊な物” を使っていたので市販品はそのまま使いたくないと言うのもあります。
市販のインシュロックの殆んどは、内側に ”パーティングライン” と言われるエッジが立っています。
この部分が配線を直に絞めると、配線の傷付きの原因になるであります。
特にラジコンに多く使われる『シリコンコード』は1ヵ所に傷が入ると、そこから破けてしまうことがあります。
特に複数の配線を束ねるとショートの原因になるので、電子機器の配線には、出来ればそのまま使わない方が良いですね。
余談ではありますが、以前働いていた職場でこんなミスがありました。
とあるテスト運転で、配線をカーボン素材の直ぐ近くに配策して試運転したところ、カーボン素材と擦れてショートして煙を吹くという事故がありました。
幸いなことに直ぐに試運転を中止したので、大事には至りませんでした。
『カーボン素材は電気を通す』と言うのを、身を持って知った出来事でありました。
ですから、自分は配線の通す部分には特に注意しています。
👇 自分はよく、こんな物も使っています。
インシュロックを使えない部分とかに非常に便利ですよ。
ちなみにこれは100均に売っていた物です (^^)
ラジコンも沢山の配線がありますので、ショート等の事故を防ぐためにもこんな一工夫をしてみてはいかがでしょうか。
さあ、3つ目は『自作嵩上げホイールハブ』であります。
ホイールのオフセットを、どうしてもあと3mm稼ぎたかったための ”苦肉の策” であります。
作り方は超簡単です。
ハブに内径6mmのプラスチックワッシャーを瞬間接着剤で接着して、6角形にカッターで削るだけで出来上がりです。
一つ注意点は、アルミハブ部分が使用するホイールに2mm以上は掛かっていないと、強度的に無理があるので気を付けて下さいね。
これもまったく問題なく使えています。
さあ、最後は『サスアーム即席強化ブッシュ』これであります。
内径3mmのフランジブッシュに、少量瞬間接着剤を塗ってサスアームに圧入するだけであります。
サスピン穴の大きくて横方向にガタが出てしまうサスは、シムではどうしても調整出来ませんよね。
そこでこの方法を思いつきました。
あえてフランジパイプを使ったのは、縦方向にもガタがあったのでシムを節約する意味もありました。
TA-02のフロントサスには効果テキメンで、剛性感のあるサスに仕上げることが出来ました。
ちなみにこのサイトでも自分のTA-02の詳細を書いているので、興味のある方は見てみて下さいね。
【管理人所有ラジコン紹介(その②)】
こんな感じで、いつも手元にあるパーツや材料を使って、何か出来ないか考えてばかりいます (笑)
もし、皆様の
『こんなノウハウ持ってるよ~』
とか
『こんな改造方法知ってるよ~』
とかありましたら、是非『みんラジ』までお寄せ下さい。
👇 皆様の情報をお待ちしております m(__)m
【みんラジ・お問い合わせページ】
では、今回はこの辺で・・・。
次回をお楽しみに (=゚ω゚)ノ
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