『海外でラジコン出来るかな?』ラジコン・バージョンアップ【駆動系編】
皆さま、こんにちは (‘◇’)ゞ
前回の予告通りに、今回は『ラジコン・バージョンアップ【駆動系編】』と題して書いてみたいと思います。
さて、去年はノーマル仕様の『Traxxas・BANDIT』で1年間走り込んだ訳ですが・・・。
当然、それなりに走れるようになってくると、やはり各部の物足りない部分が出てきますよね。
と言うことで先ずは、駆動系の強化であります。
【TRAXXAS・BANDITのミッションケースを分解してみた。】でも書きましたが、ノーマルのギヤBOXを日本に持ち帰って、オーバーホールと同時に『RPM製・ハイブリッドギヤBOX 』に交換することにしました。
👆 構成部品はこんな感じで、非常にシンプルです。
ギヤ関係はノーマルを使用するので、BOX部分と別体のリヤサスマウント、それと組み立てに使用するネジ類しか同梱されていません。
👆 当然、説明書も英語表記になりますが、部品点数が少ないので図を見るだけでだいたい見当はつきます。
ただしノーマルのギヤを移植する時に、シム類の入れ忘れなどをしない様に注意しましょう。
ちなみに自分はデフギヤの両端に0.5mmシムを追加しました。
個体差があるので、調整しながらの方が良いと思います。
ノーマルとの大きな違いは、モーターマウントがアルミ製になるのと、リヤサスマウントが別体となって、トー角が0度 と3度 が選べるようになります。
👆 両方を比べてみると、全体的に肉薄化されていて、若干軽量化されている様に感じます。
アルミ製モーターマウントのおかげで、モーターの冷却性もアップしそうですね。
別体サスマウントのおかげで、サスアームを外さなくてもギヤBOXを脱着できます。
・・・と、いいこと尽くめの様ですが、実はこのサスマウントが一番の曲者でありました・・・。
まず注意しなければいけないのは、ノーマルで既にトー角が付いているので、同梱の3度を選択してしまうと恐ろし程のトーインになってしまいます (笑)
実際に付けてみたら凄い角度のトーインが付きます (笑)
必ず0度を選択するようにしましょう。
もう一つの難点は、そのサスマウントの ”サスピン穴” 周辺の肉が厚すぎて、相当削らないとサスアームが当たって動かない状態になります。
(0度も3度も両方当たってしまいます・・・。)
サスピンを入れるとサスアームが当たって動かない・・・。 サスアームの当たる部分をひたすら削ります。
👆 そのまま組むと写真の様な状態なので、当たっている部分をカッターでザックリと削ぎ落してペーパー等で仕上げました。
正直言って、精度はあまり良くありませんが(どうも耐久性重視で作られている?)、加工前提で購入したので良しとしました (笑)
まあ、ギヤBOX自体の精度は全く問題ないので一安心です。
この他にも
『RPM製・強化リヤダンパーステー』
『Traxxasオプション・強化ユニバーサルジョイント』
もセットで組付けました。
そうそう、ギヤカバーにも ”問題の穴” を塞ぐ加工も施しました。
以前書いた『M05自作強化ナックル』でも実績のある『グラステープ&デブコン』で穴を塞ぎました。
本当はRPM製のギヤカバーを付ければ何もする必要はなかったのですが、ここは少しケチってしまいました・・・。
おかげで要らぬ加工が増えてしまったのですが、まあ良しとしましょう (笑)
👆 こんな感じで、取り敢えずリヤ周りは、あらかた完成した訳ではありますが・・・ここでもまた新たな問題が発生するわけであります (笑)
さてさて・・・前途多難ではありますが、まだまだ続きます。
今回のレポートはちょっと長くなりますので、数回に分けて書いていきたいと思います。
次回は【足回り&外装編】をレポートしたいと思います。
では、次回もお楽しみに (=゚ω゚)ノ
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